カテゴリー別アーカイブ: 県外酒

深山_燗酒

◎深山 京ひな 純米酒 生詰

【愛媛県】
淡麗辛口で、純米酒らしい嫌味のないソフトな辛口。ほんのりとした甘みもしっかりとあり、キレ良くさっぱりとした味わい。生詰で作られているので、貯蔵前には一度火入れされており、厳密には生酒ではありませんが、フレッシュな味わいを感じられます。この銘柄はワイングラスでおいしい日本酒アワード2015で金賞を獲得しており、ワイン好きに好まれる渋みと舌触りあり。キリリと冷やしても美味しい深山を、DOBU6では燗酒で飲むことをお勧め。

三井の寿_燗酒

◎三井の寿 麗吟 純米吟醸 純米蓋麹

【福岡県】
三井の寿は、大正11年の創業。地元糸島産の山田錦・レイホウと使用し、蔵沿いに流れる小石原川の伏流水を仕込み水に、本醸造から吟醸造りで行っている吟醸蔵元です。瓶火入、瓶貯蔵という手間をかけ、徹底したことわりのある銘酒。
麹造りは、大正時代創業時のままに、蓋麹(ふたこうじ)の技法。非常に手間暇のかかる手法で、それ故にきめ細かな麹操作によって生まれる力強い麹が魅力。穏やかな吟醸香とキレの良い味わいは、三井の寿らしく、喉越しの良い伸びやかな味わいもまた魅力の純米吟醸酒。
やや冷やした冷酒から常温など幅広く対応できる良酒でおすすめですが、DOBU6のお勧めは燗酒。
《低温熟成》
三井の寿 麗吟 純米吟醸 純米蓋麹

るみ子の酒_燗酒

◎るみ子の酒 特別純米酒 9号酵母 瓶火入れ

【三重県】
るみ子の酒・妙の華・英 を醸す森喜酒造さん。ラベルにもあるイラストは、漫画『夏子の酒』の原作者である尾瀬あきら先生。尾瀬先生がこのお酒の名付けの親。酒名の由来は『夏子の酒』を読んだ蔵元の専務『森喜るみ子さん』が夏子と同じような境遇だった事から酒造りに対しての想いを綴った手紙を尾瀬あきら先生に出され、その内容に感銘を受けた尾瀬先生がラベルを書くお手伝いをされたとの事。
協会9号酵母を使用し、香りほのかでしっかりとした味わいでどんどん吸い込まれてしまいそうな深みのあるお酒。冷でも燗でも美味しいお酒ですが、
DOBU6のお勧めは50度のお燗。見事に燗栄えするお酒。

◎日輪田 山廃純米酒 ひやおろし

◎日輪田 山廃純米酒 ひやおろし

【宮城県】
日輪田は萩の鶴の銘柄で親しみのある宮城県萩野酒造が平成14年から醸している銘柄。「お日様」と「田んぼ」の恵みを皆で「輪」になって楽しんでほしい、という願いが込められた全量純米ラインです。肩肘張らず、気の合う仲間と味わうちょっといい普段着のようなお酒。そんなコンセプトで造られています。
五百万石と美山錦を用い、濾過・火入れのタイミング・貯蔵温度をひやおろし仕様に変更。爽快な香り、優しくきれいな味わいで五味のバランスが見事な山廃純米酒。夏を越し安定感は抜群、角が取れ丸みのある旨みは適度に甘くしっかりとした厚み。山廃造りなので酸度は高めですが重厚な酸ではなく、親しみやすい酸です。飲み終えるとあっさりとした旨みが印象に残る1杯。常温から燗で更に充実した米の旨みが楽しめます。

日輪田 山廃純米酒 ひやおろし

萩の鶴 純米吟醸

◎萩の鶴 純米吟醸

【宮城県】
「萩の鶴・日輪田」を手がける萩野酒造が醸し出す純米吟醸。青い果実を感じさせてくれる爽やかな香り。含みに角のない丸みを感じさせてくれながらも透明感のある酸でスマートな印象を与えてくれる食中酒。余韻まで一貫した爽やかさが非常に心地よく、ついついもう一杯飲んでしまう美味しさ。美山錦を使用。