尾瀬の雪どけ大辛口純米

◎尾瀬の雪どけ大辛口純米

【群馬県】
+10のどびっきり辛口純米酒がリニューアル。「料理と共に楽しめる辛口酒」ただ辛いだけでなく、純米らしい旨みも感じられます。日本酒の甘辛を判定する手段のひとつに“日本酒度”というものがあります。プラス数値が大きくなるほど辛口に、逆にマイナスになるほど甘口となります。この尾瀬の雪どけは、「大辛口」と書いてあるだけあり、日本酒度が+10の相当な辛口タイプのお酒。日本酒の辛口とは、ピリピリ唐辛子のように辛いというのではなく、「ドライ(さっぱり)」という表現が近いのかもしれません。キレがありさらりとしていますが、ただ辛くてそっけない味わいにならないよう、芳醇な旨みも感じとれますし、アルコールも16.5度としっかりとあります。冷やでキリリと、燗でじんわりといろいろな飲みかたが楽しめる手頃な純米酒。ラベルも以前の緑色から、引き締まった黒色へリニューアル。

龍神酒造は、平成元年、等級制度廃止により、まだ特定名称酒という定義すらない時分、新たな時代にふさわしい地酒を目指し「吟醸造り 純米本生」という当時としてはまだ馴染みのない純米吟醸無濾過生酒を手がけ、手造りへのこだわりと酒質第一による新たな技術への挑戦をしている酒蔵です。 尾瀬の雪どけ水のような綺麗な酒質から「尾瀬の雪どけ」と命名された酒は、現在では大吟醸から本醸造まで全製品においてその酒質が受け継がれ、群馬県内で唯一、吟醸蔵として特定名称酒のみを製造しています。