【岡山県】
「自分達と同世代の若者たちに、とことん愛される酒を造りたい。」「自分達の証となるような酒を造りたい。」9人の蔵人で醸す、革新する清酒。
「岡山県にこの人あり」と謳われた名杜氏・原田巧亡き後、愛弟子であり、岡山県初の女性杜氏でもある辻麻衣子さんが、若い蔵人たちとともに、200年超の蔵の伝統を受け継ぎながらも、「自分たちにしかつくれない味わい」に挑み、仕上げたお酒、それが「9 (NINE) 」。原料米の持ち味である濃厚なうまみと、なめらかさ、のみやすさのバランスを徹底追及することで、若者をはじめ、従来の清酒ファンからも好評のお酒。
あの山田錦の原種、幻の酒米「雄町」を使用
岡山県発祥の酒米「雄町」。全国の酒造家たちが渇望するも、栽培が難しく入手困難になったことから「幻の酒米」といわれるようになりました。山田錦・五百万石など、現存する酒造好適米の約3分の2品種の先祖ですが、これらでは醸し出せない原種ならではの「濃厚なうまみ」が特徴。「9 (NINE)」はこの貴重な「雄町」を100%使用。持ち味を存分に活かしています。
日本最古の製法、「菩提もと」づくりを採用
「生もと」「山廃」など、様々な清酒製法の起源と言われるのが「菩提もと」づくり。その特徴は、米を入れた水に、天然の乳酸菌を発生させてつくる「そやし水」。この水を「もと」づくりのはじめに加えることで、雑菌を抑えながらアルコール発酵を促せるため、夏場でも安全・キレイなお酒がつくれます。
「9 (NINE)」は、全国的にも珍しい原料米と製法で清酒のルーツに挑み、かつてない洗練と革新を続けています。